2014年10月30日
第9回 大井川鐵道、2014年秋のイベント その2
静岡県中部を走るローカル線の大井川鐵道。沿線の秋のイベントといえば、紅葉狩りです。山が色づく時期ですが、井川線沿線は10月下旬から大井川本線沿線も11月下旬になると染まってきます。
今日は、初めて訪れるなら最初にオススメする紅葉スポットとこの時期ならではのSL列車の鉄分たっぷりなシーンをご紹介します。
|奥大井湖上駅は屈指の絶景スポット

秋の奥大井湖上駅(2010年11月16日 地図のO地点から)
井川線沿線の風景で、ぜひともオススメしたいのが奥大井湖上駅の風景です。
この写真の画面中央が奥大井湖上駅。
画面左手の鉄橋は、歩道も併設されており駅から徒歩で対岸に渡れるようになっています。
天候が安定している時は美しさも格別です。
この撮影場所までは、駅から徒歩15分~20分程(地図参照)。意外にもお手軽なスポットなのです。
なお、駅周辺には売店や飲食店はありませんから、お弁当を持参して出かけるのが良いでしょう。
シーズンともなると下の写真のように大勢のカメラマンが集結。ゆずりあって、快作を残しましょう。

|蒸気機関車黄金期が復活する秋の千頭駅
普段は新金谷~千頭間を一日一往復で運行しているSL急行「かわね路」号ですが、2014年11月の土日、祝日は一日三往復運行されます。「かわね路」号が一日に三往復走るのは年間を通じても貴重で、桜のシーズン、ゴールデンウィーク、紅葉シーズンが中心です。秋の列車は奥大井の紅葉狩りへの輸送力増強の目的があるようですが、千頭駅でカメラを構えれば、発着するSL牽引の列車を様々な角度で撮影することが出来ます。
今回は、機関車の入れ替え作業から作例を用意してみました。

3番線ホームに到着したかわね路号。入れ替え作業前に煙突周辺のディティールを狙う

機関車は客車と切り離されると単独で転車台へ向かう。3番線終端には2番線へ渡るための線路がある

転車台に乗るC11 190号機。千頭駅の転車作業は人力で行なわれている

機関車は転車台で方向転換後、バックで客車と連結される。作業員さんのまわりに子供たちが集まって来た
なお、「かわね路」号が到着、出発する時間帯、千頭駅は金谷駅方向に対して逆光となります。
秋から冬は特に逆光線が強めですが、カメラの露出補正機能を上手く使えば印象的な写真を撮影することが出来ます。
ところで、多客期になると運行される臨時の急行電車ですが、2014年の10月25日~11月30日までの間、下記ダイヤで運行されています。
◆4001列車
金谷12時25分→新金谷12時29分→家山12時52分→川根温泉笹間渡12時57分→千頭13時28分
◆4002列車
千頭16時03分→川根温泉笹間渡16時33分→家山16時38分→新金谷17時03分→金谷17時07分
|秋の黄昏、斜光線を狙う

鋼製客車ならではの鈍い反射が美しい(新金谷駅)
日差しが低くなり、斜光線が美しい秋の夕暮れですが、新金谷に到着した列車をこの光で撮影するのもオススメです。
走行中の列車を撮影するよりも、アングルも一度にいろいろ選べるため、カメラと客車の位置を変えながら、光の当たり方を考えてみるのも良さそうです。
写真の列車は「かわね路」14号(新金谷駅15時27分着)が、到着後ホームから離れる時に撮影したもの。説明にある鋼製(こうせい)客車とは、鋼鉄で出来ている客車のことで、戦前に製造された客車の車体は木製のものが中心であった事からこのように呼ばれるようになりました。
※2014年10月30日現在、井川線の接岨峡温泉~井川間は土砂崩れにより運休しています。詳しい運行情報と運行時刻は、大井川鐵道ホームページをご覧ください。
大井川鐵道沿線撮影マップ
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今日は、初めて訪れるなら最初にオススメする紅葉スポットとこの時期ならではのSL列車の鉄分たっぷりなシーンをご紹介します。
|奥大井湖上駅は屈指の絶景スポット

秋の奥大井湖上駅(2010年11月16日 地図のO地点から)
井川線沿線の風景で、ぜひともオススメしたいのが奥大井湖上駅の風景です。
この写真の画面中央が奥大井湖上駅。
画面左手の鉄橋は、歩道も併設されており駅から徒歩で対岸に渡れるようになっています。
天候が安定している時は美しさも格別です。
この撮影場所までは、駅から徒歩15分~20分程(地図参照)。意外にもお手軽なスポットなのです。
なお、駅周辺には売店や飲食店はありませんから、お弁当を持参して出かけるのが良いでしょう。
シーズンともなると下の写真のように大勢のカメラマンが集結。ゆずりあって、快作を残しましょう。

|蒸気機関車黄金期が復活する秋の千頭駅
普段は新金谷~千頭間を一日一往復で運行しているSL急行「かわね路」号ですが、2014年11月の土日、祝日は一日三往復運行されます。「かわね路」号が一日に三往復走るのは年間を通じても貴重で、桜のシーズン、ゴールデンウィーク、紅葉シーズンが中心です。秋の列車は奥大井の紅葉狩りへの輸送力増強の目的があるようですが、千頭駅でカメラを構えれば、発着するSL牽引の列車を様々な角度で撮影することが出来ます。
今回は、機関車の入れ替え作業から作例を用意してみました。

3番線ホームに到着したかわね路号。入れ替え作業前に煙突周辺のディティールを狙う

機関車は客車と切り離されると単独で転車台へ向かう。3番線終端には2番線へ渡るための線路がある

転車台に乗るC11 190号機。千頭駅の転車作業は人力で行なわれている

機関車は転車台で方向転換後、バックで客車と連結される。作業員さんのまわりに子供たちが集まって来た
なお、「かわね路」号が到着、出発する時間帯、千頭駅は金谷駅方向に対して逆光となります。
秋から冬は特に逆光線が強めですが、カメラの露出補正機能を上手く使えば印象的な写真を撮影することが出来ます。
ところで、多客期になると運行される臨時の急行電車ですが、2014年の10月25日~11月30日までの間、下記ダイヤで運行されています。
◆4001列車
金谷12時25分→新金谷12時29分→家山12時52分→川根温泉笹間渡12時57分→千頭13時28分
◆4002列車
千頭16時03分→川根温泉笹間渡16時33分→家山16時38分→新金谷17時03分→金谷17時07分
|秋の黄昏、斜光線を狙う

鋼製客車ならではの鈍い反射が美しい(新金谷駅)
日差しが低くなり、斜光線が美しい秋の夕暮れですが、新金谷に到着した列車をこの光で撮影するのもオススメです。
走行中の列車を撮影するよりも、アングルも一度にいろいろ選べるため、カメラと客車の位置を変えながら、光の当たり方を考えてみるのも良さそうです。
写真の列車は「かわね路」14号(新金谷駅15時27分着)が、到着後ホームから離れる時に撮影したもの。説明にある鋼製(こうせい)客車とは、鋼鉄で出来ている客車のことで、戦前に製造された客車の車体は木製のものが中心であった事からこのように呼ばれるようになりました。
※2014年10月30日現在、井川線の接岨峡温泉~井川間は土砂崩れにより運休しています。詳しい運行情報と運行時刻は、大井川鐵道ホームページをご覧ください。
大井川鐵道沿線撮影マップ
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Posted by 日刊いーしず at 12:56