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2014年03月27日

第1回 春爛漫の大井川鐵道


大井川鐵道C10 8号機とエドヒガン桜


|みなさん、こんにちは

 これから「旅と鉄道の写真と大井川鐵道の愉しみ方」をテーマに連載をさせていただくことになりました、しずおかオンラインのカメラマンの森島です。

 本連載の舞台である大井川鐵道には、島田市にある東海道の宿場町の金谷駅から、川根本町の千頭駅に至る「大井川本線」と、千頭駅から静岡市葵区の井川駅へ至る「井川線」の二つの路線があります。列車は大井川に沿って進み、路線距離の合計は65km。大井川本線の新金谷駅~千頭駅間では蒸気機関車が牽引する「SL急行 かわね路号」が走り、井川線のアプトいちしろ駅~長島ダム駅間では1000m進むと90mも登る急勾配のために、ラック式鉄道の一方式である「アプト式」が敷設されています。このアプト式区間は日本唯一のものです(2014年現在)。

 路線は北へ進むほど標高が高くなり、沿線風景の変化が大きいのが魅力です。また、旅情や郷愁を誘う情景も多くあり、これから写真を撮ってみたい人にもベテランの人にも、題材に事欠かない、素晴らしいロケーションが広がっています。

 この連載では、およそ一年間をかけて列車や風景を撮影するときのコツや大井川鐵道と沿線で開催されるイベントなどの情報をお届けしていく予定です。どうぞよろしくお願いします。


|桜満開の家山へ

 今年も、いよいよ桜の話題が聞かれる時期となりました。
 第一回の今回は「春爛漫の大井川鐵道」と題して、この春に訪れてみたいSL列車を撮ることができるスポットをご紹介します。

 沿線で定番の桜のスポットは、家山の桜トンネル周辺です(地図A地点参照)。家山川の河原や大井川本線と並走する国道473号線から、家山川橋梁や桜トンネルを絡めた撮影ができます。家族連れがビニールシートを広げてお昼を食べていることも多く、穏やかで楽しい撮影ができるでしょう。


大和田→家山 汽笛がこだますると 大人も子どもも汽車に駆け寄った
フルサイズ一眼レフ 200mmレンズ 撮影地/地図のA地点



|列車にあたる光について

 「かわね路号」を家山川周辺で撮影をする場合、午前中からお昼にかけて通過する下り列車を狙うなら橋梁の北~東側から、午後の上り列車であれば橋梁の南側に立つと列車に対して光があたる位置に立つことができます。
 家山駅周辺では今年も「かわね桜まつり」が開催されます(平成26年3月22日(土)~4月6日(日))。飲食店の出店も多く食べものに困ることはありませんので、カメラひとつで出かけてもOKです。


|満開になるタイミングは、場所によって異なる

 沿線の桜は、家山川周辺だけにとどまらず点在しています。天候にもよりますが、家山で桜が満開になった数日から一週間後に、それより北にある千頭で満開を迎えます。開花時期に合わせて、沿線の桜と列車を追いかけながら撮影を楽しめるのです。
 沿線の開花状況は、大井川鐵道公式ホームページの「季節の情報」(こちら)で公開されています。


駿河徳山駅、千頭寄りの踏切から SLの通過時刻には桜の花びらを透かす光が降り注ぐ
APS-Cサイズ一眼レフ 300mm 撮影地/地図のB地点



|薄暮の表情を撮る

 SL列車が過ぎた後は、薄暮の桜を絡めて撮影するのも風情があって良さそうです。国立天文台の静岡のこよみによれば、4月1日の日の入りは18:07。この時刻の前後に走っている列車の時刻を調べることで、お目当ての桜の木が薄暮の情景で撮影できるかどうか、見当をつけることができます。


田野口駅
APS-Cサイズ一眼レフ 85mmレンズ 撮影地/地図のC地点



 このカットは田野口駅で撮影したものですが、暮れた直後の桜の木に上手く元南海電気鉄道の21000系電車が入ってくれました。
 なお、この時期は、日中は暖かくても、夕方になるとぐっと冷え込むことが少なくありません。暖かい服装で出かけられる事をオススメします。


大井川鐵道沿線撮影マップ




【eしずおか事務局より】

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Posted by 日刊いーしず at 14:00

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