2014年08月05日
第7回 トーマス号最新情報 【2014年8月5日版】

千頭駅のトーマスフェア会場4ショット。
ヒロ、トーマス、近鉄電車、南海電車が並ぶ姿はファンならずとも撮っておきたいシーン
静岡県の島田市を起点に走る大井川鐵道のトーマス号は運行が始まって、もうすぐひと月を迎えようとしています。今日は、これから乗る人、見る人に参考になりそうな情報を集めてみました。
|トーマス号始発駅、新金谷駅周辺の駐車場について

新金谷駅前の混雑。出発前に渋滞は厳しいかも。10:00ごろ。
駐車場は新金谷駅前と臨時駐車場があるものの、トーマス号の運行日は毎回大混雑となっています。
ある週末は、午前9時前に駅前の駐車場は満車となっていました。また、駐車するまでに時間が掛かるため退屈してしまうかもしれません。近隣の駅の駐車場、例えば、島田駅周辺の駐車場を利用し、東海道本線と大井川鐵道線を利用するのも良いでしょう。
|荷物を駅のコインロッカーに預けるという手もある

あまり知られていないと思われるコインロッカー。意外に使えるはず。
電車で来た場合、クルマと違って困るのが不要な荷物。
大井川鐵道金谷駅のホームと新金谷駅の待合室にはコインロッカーがあり荷物を預けることができます
トーマス号運行中は普通電車も混雑をしているので、荷物は身軽にする方がよいでしょう。
|トーマス号にトイレはあるの?
トーマス号車内のお手洗いは2カ所。ただし、揺れる昭和レトロなトイレなので、慣れないと使いにくいかもしれません。乗車時間は1時間ちょっとなので、事前に済ませておく方がよいでしょう。
|お昼ご飯はどうしたらよい?
列車で移動する場合は、駅弁を車内で利用するのが時間を効率的に使えるのでおすすめ。ただし、車内販売があるのは、トーマス号とSL列車のみです。また、上り(新金谷行き)のSL列車では駅弁の販売はありません。
|それにしても今日の千頭は暑い!冷房の効いたところはない?
千頭駅の二階には「お休みどころ ぽっぽ」という休憩所があります。冷房完備で無料で利用できます。また、千頭は山に囲まれた場所なので、天候の急変もあります。雨具は持参した方がよいでしょう。
|トーマス号を見に行こうとしたら千頭駅間近で、突然大渋滞。どうなってるの?
トーマス号の運行日は国道362号の小井平~崎平の間が、片側交互通行になります。道幅が狭いためです。
川根本町の記事によると、5分から15分程度の待ち時間となっているそうです。
★川根本町
SL列車「トーマス号」の運転日に国道362号(小井平~崎平間)の交通規制(交互通行)を実施します
http://www.town.kawanehon.shizuoka.jp/news/newsview.asp?cd=10&id=4417
|川根温泉笹間渡駅から電車で千頭へ。トーマス見たらかわね路号で戻って来て温泉へドボン!

途中駅を起点にするとは思いつかなかった!!
偶然出会ったこのご家族は、川根温泉笹間渡駅を起点にして旅を楽しまれていました。川根温泉は道の駅になっていて駐車場は無料で使えます。駐車場から駅までは徒歩3分。クルマで来てここを起点にすれば、駐車も楽で且つ、電車にもSLにも乗れて、しかも、温泉で汗を流してから帰路につくことができます。
川根温泉笹間渡駅の駅舎内のcafeひぐらし(日曜休)も利用できリーズナブル。しかも、ご家族が選ばれたSL列車は千頭駅発13:39のかわね路12号。この日は、大井川鐵道に2両しかない、かつて東北本線の特急「はつかり」号で活躍した青地に白帯の車両が充当されていました。少年になったような、お父さんの笑顔が最高でした。
時刻表を見て、真似してみるのも良いでしょう。
★大井川鐵道時刻表
http://www.oigawa-railway.co.jp/timetable.html
|駅構内でトーマス号を見るには?

新金谷駅はトーマス号を見送りにくる人も多い
駅の入場券(150円)を新金谷駅、千頭駅の窓口で購入すれば、ホームからトーマス号を見ることができます。また、千頭駅構内に千頭駅トーマスフェア会場があり、入場するには駅の入場券と入館券(小学生以上500円)が必要です。

SL整備工場でヘルメットをレンタルして見学しているのは、茨城から来たみなさん

トーマスが他の機関車を引き出して作業中。15:30ごろ
新金谷駅のSL整備工場は、7月12日~9月28日のトーマス運転日に9:00~11:30と15:30~17:00の時間で公開されています(4歳以上500円)。午前の部は、蒸気機関に火を入れて出発準備をしているところが見学でき、午後の部は帰って来たトーマスが転車台に展示されているC12形蒸気機関車を引き出して方向転換し、車庫で休むまでを見学できます。パンフレットも配布されるので、蒸気機関車の仕組みが知りたい人にはおすすめです。

車庫の奥では、この日C10形8号機が整備中。
整備士さんに尋ねたらボイラーの総点検を行なっていると教えてくれた。
機関車の先頭部分はフタになっているのダ!
というわけで、駆け足情報てんこもりの第七回。今日は、この辺でお開きにいたします。
そのほかの最新情報、沿線地域の情報は、こちらが便利です。
★大井川鐵道 「きかんしゃトーマス」の運転とトーマスフェアについて
http://www.oigawa-railway.co.jp/20140700thomas.html
★大井川で逢いましょうfacebookページ(最新情報、沿線の地域情報)
https://www.facebook.com/wewillbeinoiriver
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Posted by 日刊いーしず at 16:38